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土木構造物の老朽化調査とは、構造物が安全に利用できるかを判断するために、劣化や損傷の状態を把握するための重要なプロセスです。点検や詳細調査を通じて、構造物の安全性を確保し、必要な修復や補強計画を策定することを目的としています。弊社では、以下の土木構造物の老朽化調査を行なっています。

橋梁点検とは、現在供用されている橋梁の維持管理を目的とした点検です。
点検時には橋の下にも入り、360°全方位から近接目視、打音検査等をすることで橋の状態を把握します。点検対象の橋梁が、安全に使用できる状態かを見極め、正確に情報をまとめ、管理者に報告する資料を作ります。

橋梁詳細調査とは、補修等の計画のために、必要な情報を収集するための調査です。
品質試験などからどのような原因で橋梁が傷んでいたのかを把握したり、現行法で基準に満たない部位の洗い出し等をします。

附属物・標識点検とは、道路上にある照明施設や案内標識、道路情報提供装置などが、安全に使用できる状態かを点検する仕事です。主に鋼材の腐食や、亀裂、ボルトのゆるみ・脱落がないかを見ています。現場作業後は、指定の様式に合わせて管理者に報告する資料を作ります。

鉄道施設内での作業には必ず工事管理者が同行していないといけません。
鉄道管理者との協議から作業完了まで安全管理を徹底し、作業自体の安全管理は勿論、その作業により鉄道の安全な運行に支障をきたすことがないようにするための管理を行います。